ところで、上の写真をよくご覧下さい。
なにやら、グラスを持っています。
そうです。カズ氏はこの日のこの瞬間の為に、シャンパン(本物ネ!)とシャンパングラスを隠し持ってきていたのです。
(”とし”はこの事を知らず、何を出し始めたのかと思ったくらいです)
おもむろに、グラスにシャンパンを注ぎ、トライトンと乾杯をしたのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・
おいおい!(笑)
後から、シャンパンをもらって飲みました。(本物でした・・・)
そこまでヤル!
これがしたかったんだそうです。
まあ、好きにして下さい(笑)
とにかく、復活を果たしました!皆さん、お騒がせいたしました。<(_ _)>
実は、今回の走行は、走るだけが目的ではありません。
2003年11月のモトルネ「MRヴィンテージ1」クラスに参戦する為のテストランも兼ねていたのです。
ライダーはカズ氏ではありません。かいのう氏です。
今回の走行を確認してから、エントリーを出すんだそうで・・・・・(笑)
トライトンの挑戦は、これからが勝負なのです。
次はレースへの復活です!
どうなることやら。
三度目の正直!復活です。5年振りにサーキットを快走?するトライトンです。
わずか2周の走行でしたが、ちゃんと走りました!
んっ?ちょっとまてよ? 2周? えっ?
トラブル?
ではありません。(キッパリ)
ただ単にカズ氏の怠慢です。
なんでも、「怖かった」んだとか(笑)
(実は久々のサーキット走行だったのでした。少なくとも今年は走っていない・・・)
”とし”は「せっかく持ってきたんだから、走れよー」
と説得したのですが・・・・・・・
(ちゃんと”とし”は、1度目の走行が終わったあとにオイル漏れチェック、清掃したのに・・・)
今回、カズ氏は「グラストラッカーワンメイクレース」にもエントリーしていて、トライトンと交代にてレンタルバイクのグラトラでの走行も予定していました。そして、グラトラで一回走って、あまりの”楽さ”に、乗ると疲れるトライトンに乗るのがイヤになったのでした。(おいおい!)
バカヤロー!
たった2周の為に持ってきたのかよー!
まあ、この位にしときましょう(笑)
さて、走行時間となりました。
見事エンジンもかかりました。(ちゃんとキック2〜3発でOKでした!)
カズ氏も着替えを済ませ、コースインです。
エンジンがかからなかった原因は定かではありませんが、プラグを交換したのが幸となったようです。
(最初のキック失敗でプラグが死んだのかな?)
何はともあれ、一安心です。
一同が集結している間に一度エンジンを止め、再度カズ氏もキックしてみました。
ちゃんとキック成功です。(これなら大丈夫!)
前回の教訓もあり、パドック内での試走を行わなかったのは言うまでもありません(爆)
栗林さん、師匠、ご協力ありがとうございました!
ここで、もう1人助っ人登場です。
この方は、栗林さんのピットクルーをされてる方です。
何でも、栗林さんの師匠?だとか。
続けて、キックをお願いしました。
さすがに師匠!もう一味違います!
でも、エンジンはかかりません・・・・
ここで思ったのが・・・プラグがカブっている?
今回、ちゃんとカズ氏は新品プラグを持ってきていました。
とりあえず、プラグをはずしてみました。
でも、プラグはカブっていません。
んー・・・・
でも”とし”は、状況を変える為、プラグ交換してみました。
(この時発見したプラグにまつわる情けない話は伏せておきます。あまり公表できるものではありません)
そして、栗林さんが再度・・・・
キックキックキック!
「ババババババッ!」
ヤッター!!! 一同大喜びです!(アホ)
見事、エンジンがかかりました。
このお二方に感謝です。
偶然、今回陣取った青空ピットのお隣さんが、”とし”の知り合いである栗林さんだったのでした。
栗林さんは、ベベルドゥカティにて「エバーグリーン・ユーロ」クラスに参戦している好き者です。
そうです!ベベルはビッグツイン、しかもキック始動なのです。
シメシメ(笑)
早速、「おいさーん!」と、無理矢理道連れにしました。(一応、恥をしのんで・・・かな?)
普段からキックに慣れている人が来ると、心強いです。
キックキックキック!
パスッ! おおーっ!(やはり慣れている人がやると違います)
キックキックキック!
あれっ?かかりません。
さて、キック開始です。
事前テスト通り、すぐエンジンはかかるはず?です。
おもむろに、カズ氏はトライトンにまたがり、儀式を行います。
今回の走行準備として、入念な事前チェックが、かいのうガレージで行われていました。そこでマイナートラブルも多数ありましたが、カズ氏と”とし”のもとには、「こーしろ!、あーしろ!」との指示?が入ってきていました。
カズ氏の方は、いろいろと「その道」の方とコンタクトをとり、必要な部品の調達に奔走していました。
”とし”は・・・・・・ホントに走んの?マジ〜? と静観を決め込んでいました(笑)
今回の走行にあたり、一時はエンジンO/Hも検討していましたが、結局、点火系の見直しのみ、となりました。この見直しにより、何と、大幅な始動性アップとなったのです。2〜3回のキックにて、エンジンがかかるようになったのです。(かいのう談)
これを聞いたカズ氏は大喜び! これならイケる!
なお、今回の走行にあたり、Fブレーキマスターは「APロッキード」製に戻りました。なんでも・・・・「ブレンボじゃ、アカンでしょ!」だって! 妙なところで、こだわりがあるようです。
TI入りした朝のカズ氏です。
バイクに跨り、何やらニコニコしています。
気合いも入っています。
エンジン始動にも自信(点火系見直しによる始動性の大幅アップ!となったらしい・・)があるようです。
三度目の正直、やっと復活!
エンジンかかるの図
キック!
スカッ・・・・・
キック!
スカッ・・・・・
jまあ、こんなもんでしょう!
キック!
スカッ・・・・・
キック!
スカッ・・・・・
キック!
スカッ・・・・・
????・・・・・・・・(汗)
まっ・・まっ・・・・マズイ!
どうやら、5月の再現のようです。またしてもエンジンはかかりません!
むなしく空キックの音だけです。
バカヤロー!
今回同行している藤澤氏もキックしますが・・・・・
やはりダメです。
おまたせしました!
復活する、する、と言って、気がついたら・・・・もう秋・・・・・・・
2003年初めにトライトン復活計画を立ち上げ?て、10月にやっと復活となりました。
ここまでの経過を簡単に説明すると、
春に、長い眠りから目を覚まさせるためにドッグ入りし、5月のTI走行会に持ち込みました。
その時の一部始終は、「とりあえず、仮復活!」の通りです。
この雪辱を晴らすべく、7月のTI走行会へむけて準備していたのですが、いろいろとマイナートラブルがあり、直前になって出走取りやめとなってしまいました。
この後、カズ氏とかいのう氏の2人はいろいろと策を打って、10月のTI走行会で意地でも復活するべく、準備を開始しました。
一時は、またもや断念・・・・という感じにもなったのですが、今回はカズ氏も気合満点!何とか走行会に持ち込む段取りができました。
今までの2回の走行会、一度も走る事なく、走行会の主催者に貢献!?ばかりしていましたが、今回はカズ氏のヤル気が勝りました。そうです!今回は見事エンジンも始動し、5年振りに、サーキットでの走行が実現できたのです。
と、何もなくすんなり走ったように書いていますが・・・・・
実は、またもや冷や汗の連続でした。
さて、どんな事があったのでしょう?
当然ながら”とし”もキックしてみますが・・・・やはりダメです。
(2ストのキックならともかく、4スト大排気量のキックにはお手上げです)
またかよ〜・・・・・・・
一同、ヒクヒクモードです。
どうしましょ・・・・・
ここで、助っ人登場です。