2005 秋のモトルネッサンス

今回の参戦者&サポート部隊


かいのう  −−MT−2     DUCATI 748R
        OVER40    DUCATI 748R
とし     −−MT−2     DUCATI 748R
カズ     −−当日サポート組
とくの    −−SSC−883    H−D XLH883
しのはら  −−SSC−OPEN   H−D XLH1200S
たけうち  −−MT−2     DUCATI 748R


秋のモトルネへのエントリー開始となっても、行く気はあるのに誰も動こうとしません。当初、一番行く気満々だった”まつてっく”は、1年前から家族に約束していた(させられていた?)子供の行事に参加するため、早々にリタイア宣言しました。”とくの”は、SSC883クラスに的を絞って行く気満々でしたが、他メンバーの動きを静観していました。”かいのう氏”は村行事、”とし”は仕事で忙しく、「どうしましょ?」状態で、行く気はあるものの、決めかねていました。また、お友達の”たけうちくん”も一人で行くのが嫌で、皆の動きを待っていました。この時点でエントリーしていたのは、”しのはら氏”ただひとり!そうこうするうちに、エントリー期間を過ぎてしまいました。しかしここは確信犯の当チームメンバー。「どうにかなるやろ!」という考えのもと、数日が過ぎた頃、、”かいのう氏”の「出るぞ〜!」の一言で、皆が一斉に動き始めました。気がついてみると、”かいのう氏”、”とし”、”とくの”、”たけうちくん”の4名が〆切後でもお構いなし(主催者さん、ゴメンナサイ!)に強引にエントリーしました。困ったもんだ・・・・・
エントリーしてしまうと、一気に気持ちはレースに傾きはじめます。”かいのう氏”は金曜日からサーキット入りしてピット確保する段取りを勝手に練り始めています。反対に”とくの”は前日深夜入りして、ぶっつけ本番を考えています。なんでも・・・・「あまり勝ってたらヒンシュクやろ〜、これ位のハンデがあった方がええ感じになるでぇ〜」などと、すっとぼけた事を言っています(困ったやっちゃ!)。こうなると”とし”は、「好きなようにしてくれ」状態です。
結局、”かいのう氏”は金曜日早朝入り、”とし”、”カズ氏”が土曜日早朝入り、”しのはら氏”が土曜日昼入り、”とくの”、”たけうちくん”が土曜日深夜入り、で落ち着きました。まあ、こんなもんです。
ちなみに、タイヤウォーマーを持っていないが為に、今まで11月のレースをわざと遠慮していた”とし”ですが、その事情を知った○○づさんのご好意でタイヤウォーマーを借りることが出来、安心してレースに出れる事になりました。かなりのハンデを予想していた”とし”でしたが、これには「感謝!」の一言です。いやぁ、ヨカッタ、ヨカッタ。。
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ついでに、コース裏から見た、サーキット全景です。

今回のおまけ


前日練習の午前中のMT1/OVER40.50クラスです。このクラス、見てても気合いが違います。1周目からカッ飛んできます。やはりどこか頭のネジが2〜3本、抜け落ちているとしか思えません(笑)。何名かのお知り合いの方を撮ってみました。場所は、ホボスコーナー(Wヘアピン2コ目)、マイクナイトコーナー(最終1コ手前)、パイパーコーナー(Wヘアピン1コ手前)です。カメラはミノルタα−707si、100−300mmです。最近デジカメばかりですが、やはり、写りは一眼銀塩フィルムが綺麗と思う今日このごろです。
夏のモトルネに引き続き、MT2クラスは雨となってしまいました。おまけに今回は一日中、予報通りの雨。また、もしもの為に買っていたレインタイヤが役に立ってしまいました。レインタイヤほり捨てたら雨じゃなくなるかな?(と言いながら、さらに捨ててあった、まだまだ使えそうなレインタイヤを拾って持って帰ってたりしてました)
でも、レインコンディションでもレース自体は結構楽しめました。やはりバトルがあると、コンディションにかかわらず、おもしろいものです。
そして、またまたピットクルーとして大活躍していただいた”カズ氏”にも感謝です。そろそろレースにも出てもらわないとねぇ。また、話題提供してくれることでしょう。

ところで、MT2の決勝レース中、”とし”は、ちょっとばかりアセっていました。と言うのも、LAPCOM(P−LAPみたいな計測器の事ね)のモニターをスピードメーターの上にガムテープで固定していたのですが、ふと見ると、モニターがありません。「え゛っ!」状態です。いろいろと探していると(ちなみに決勝レース中ね)、配線は何とか外れておらず、モニターがステアリングステム付近でブラブラしていました。雨でテープの粘着が弱まって外れてしまったようです。レース中はそのままで走り、またレース後もあまり確認しないまま帰り、後日モニターを見てみると「がーん・・・・・」。液晶モニターが割れています。ご臨終です。やはり、ガムテープで固定するのはよくないようです。来年のレースまでに要改良ですな。高いお勉強代となってしまいました。



2005.11.06 レース当日


天気予報は・・・・やはり当たりました。朝起きると、雨が降っています。がっくし。今日一日、やみそうにありません。こうなったら気持ちを入れ替えて、レイン用のセットです。ト○ッ○ルのトコへ遊びに行って見ると・・・・店主をはじめ、関係者皆帰り支度しています。さっさと見切りをつけ、観戦モード一色です。これくらいの割り切りも必要なのでしょうか。当チームは、貧乏根性一色なのか、やる気マンマンのようです。
朝一より、”とくの”は車検、”しのはら氏”は粉々になったゲッケンプレート(”とくの”がアクリル板を仕入れてきました)の修復、”とし”と”かいのう氏”はレインタイヤへの交換モロモロです。”たけうちくん”にいたってはビートブレーカーも持ち込んでいた(実は雨のレースを望んでいたようです)ので、ピットでタイヤをホイールから外して、ピットクルーの”いまいくん”と二人でせっせと作業してます(気合い入ってますな〜)。
予選は、ハーレー軍団(”とくの”、”しのはら氏”)、ドカ軍団(”とし”、”かいのう氏”、”たけうちくん”)の順です。”かいのう氏”はOVER40とのWエントリーなので、もう一回あります。雨は降ったりやんだり、時に強く降ったりしているので、まったく状況が読めません。おまけに、タイムスケジュールも遅れています。”とし”と”かいのう氏”はカッパを借りて(最初はカッパ無しで走るつもりで、持ってきてなかった!)の出走です。が、レインコンディションで走る機会も少ないので、皆様子を見ながらの走行です。その中でただ一人、”とくの”はSSC883をドライタイヤのままで激走です。前後のタイムの人は皆レインタイヤでのタイム・・・・・どこか頭を打っているようです。「前日にドライでの練習をせず、ぶっつけ本番だったから感覚が狂わなかったんよ・・・」とは本人の弁。やはり頭がおかしいようです。結果、予選は1位・・・信じられん!”かいのう氏”もクラス2位です。で、幸いな事にだれも転倒する事なく、無事終了です。
予選も終わり、しばらくは何もする事がありません。この頃、同じMT2クラスのFKAさんが遊びにきたまで、いろいろと談笑。ついでに”かいのう氏”のマシンにも触り、悪魔の呼び込み・・・・本人も結構洗脳?されたようです。
そろそろSSCクラスの決勝です。この頃には天候もだいぶ荒れており、ウェイティングエリアで待っているのも、つらい状況です。MT2クラスのブリーフィングと重なっているので、SSCクラスの決勝途中までは観戦できませんでした。ブリーフィングが終わり戻ってみると、”とくの”は快調にいいポジションにつけています。”しのはら氏”は慎重に走っているようです。まあ、前日にコケてるからしょうがないですな。結果、”とくの”は危なげなくクラス優勝!やはりツワモノです。そろそろSSC883クラスは卒業してもらわんと、周りからブーイングの嵐になりそうです。”しのはら氏”も無事チェッカーを受け、ホッとしています。
こうして一段落していると、だんだん天候も落ち着いてきています。この調子なら、後のレースは、いい感じ?でいけるかもしれません。そして次はMT2クラス決勝です。”かいのう氏”、”たけうちくん”、”とし”の順でグリッドに並んでいると・・・・またもや天候が急に怪しくなり、大雨状態です。そのままスタートとなりましたが、スタートからチョー危険な状態です。前もマトモに見えずメクラ走行に近い状態です。案の定転倒者も続出、2周目アトウッド入口で転倒者がマシンごとコースに残っており、即座に赤旗中断となりました。その後、天候もやや回復し、5周での再スタートとなりました。”かいのう氏”は快調にいいポジションを走っていたものの、最終ラップにFKAさんにかわされ、涙の3位です。”たけうちくん”は前走車にてこずり、タイムを落としていました。そこへ”とし”が追いつき、”たけうちくん”をバックストレートのブレーキングでパス。これで”たけうちくん”はスイッチが入ったようです。そのあと、”たけうちくん”がてこずった前走車に”とし”も惑わされ、シフトミスして加速が鈍ったところを”たけうちくん”が再び”とし”をパス。そしてあっさり前走車もかわしていきました。”とし”も続いて前走車をかわしたものの、”たけうちくん”を抜くまでには至らず、そのままチェッカーとなりました。ちなみに、決勝は気合いを入れるため、カッパは着ませんでした。おかげで、ビチョビチョ・・・・・。
この後、日没中止となる可能性が出てきた為、以後のレースは5周(当初は7周ね)に変更となりました。やはり雨だといろいろなところに影響が出てきますね。暗くなるのも早いし。
”かいのう氏”はMT2決勝が終わった後、すぐにOVER40クラスの決勝です。濡れたツナギのままで待っています。ツナギを脱ごうものなら、ヤル気は一気になくなりそうです。さて決勝が始まると、”かいのう氏”頑張ってます。”とし”は、し○づさんと観ていたのですが、「ムキになって走っとるのぉ」と言いたくなるほど、みょーに気合いが入っているようです。もしかして飛んでいくんじゃないの?と、ちょっと心配しましたが、結果、クラス9位と、なかなかのポジションで終える事ができました。

2005.11.05 前日練習


:ゲートオープンに合わせ、”とし”と”カズ氏”は現地入りです。今回は金曜日に”かいのう氏”が現地入りしてピットを確保してくれているので、ピット確保合戦することもなく、余裕です(今回、”かいのう氏”はどうしてもピットに入りたかったらしい・・・)。ピットを確保したのは久しぶりです。やはり、ピット確保できていると、マシン整備等をする上でも何かと便利です。電源もとれるし。
午前中は、”とし”が2本、”かいのう氏”が1本の走行です。”とし”は今回はタイヤ交換の予定もなく、インターバルでアセる事もないので、ゆったりしたものです。が、走行の方は?というと、前回の夏のモトルネ以来サーキット走行してなく、まず目を慣らす事からです。案の定、全くマトモに走れません。タイムも出ず皆に抜かれまくり状態。途中でピットインして休憩をとる始末です。しばらく休憩してコースインすると、すぐに走行終了・・・・いったい、何してんでしょうねぇ(最近、こういうパターン、多いです)。2本目は、感覚も戻ってきたのか、そこそこタイムも出るようになり、いい感じで走れてきました。が、アトウッド入り口で前走車を抜くタイミングがうまく合わずに倒しこむタイミングを失い、そのままコースアウト!転倒こそしなかったもの、ダート走行するハメになってしまいました。その後は気分ものらず、そのまま終了です。
”かいのう氏”は、淡々と1本目の走行をこなし・・・終了かと思えば、数周回るとピットインしてしまいました。”とし”は久しぶりに走行写真でも撮ろうかと一眼カメラ片手にコース裏へ回っていて、”かいのう氏”が再度コースインしてくるのを待っていた(ピットインするのはちゃんと見てました!)のですが、結局出てこずじまい。また「根性なし棄権」かと思いピットに戻って聞いて見ると、どうもWヘアピン2コ目立ち上がりで思いっきりケツを流したようで、怖くなって帰ってきたとの事(最近、こういうパターン、多いです)。まあ、コケなかっただけマシ、というトコでしょうか。
”かいのう氏”の練習が終わる頃、”しのはら夫妻”が重役出勤してきました。前回の夏のモトルネの時に土曜朝一入りしたのが体にこたえたとか・・・・まだまだ気合いと修行が足りませんね。
午後からは3名の走行と車検があるので、ちょっとばかり忙しくなってきます。13:00を過ぎる頃に受付に行ったのですが、これがまたドツボ!受付のねーちゃんの手際の良さもあり、1時間も待ってしまいました。くそぅ、時間を返せ〜ってなとこですわ。この間に”かいのう氏”はタイヤ交換です。今までのメッツラーRACETECから、BSのBT−002にスイッチです。いろいろなトコから情報を仕入れ(というか、流されやすいだけ?)ての事だとか。せっせとホイールを外し、BSテントでビクビク(ちょっとばかしBSのお仕事ぶりが怪しく、気になっていたみたいです)しながら交換を見守っていました。
そして車検も済ませ、本日の最終走行です。”かいのう氏”と”とし”は問題かったのですが、重役出勤の”しのはら氏”がやってくれました。バックストレート後のヘアピン立ち上がりで転倒です。走行終了後、レッカーで戻ってきました。幸い、本人のケガもたいしたことなく、マシンも修復可能だったので、ここから”とし”と”しのはら氏”で修復作業です(詳細は「こまったちゃん認定6」を参照してネ!)。結局日暮れまでかかってしまいました。走行終了後にいろんなトコに遊びに行こうと考えてた”とし”でしたが、もくろみが外れてしまいました。
「明日は100%雨やで〜!」との声を無視しつつ、いつもの通り湯郷温泉へ行って帰り、23:00頃には、”とくの”と”たけうちくん”が社長出勤してきました。気がつくと・・・・深夜・・・・明日は大丈夫?