問題は、この写真を見てもわかる通り、カラーリングです。
カッティングシートを駆使した力作ではあるのですが、いかんせん派手すぎます。
「できたぞー!」と、オーナーのカズ氏からの連絡を受けて、最初見た時はちょっとクラクラしてしまいました。「だれが運転するんねん!恥ずかしいがな!」
事実、周りからの注目度は高く、特に子供には指をさされる事もあります。
(まあ、最近はそれも気にはならなくなりましたが・・・)
Mercedes−Benz 208D
全長 4,755 mm.
全幅 1,975 mm.
全高 2,205 mm.
ホイールベース 3,050 mm.
車体回転半径 5.5 m
車両重量 1,730 s
ベンツのトランスポーターです。5速MT。登録は8ナンバーです。
直4の2.3リッターディーゼルで79馬力、トルク16.0キロを発生しています。
車名208Dの”2”は車格(3はワンサイズ大柄になります)を、”08”は馬力、”D”はディーゼルを表現しています。

この大柄な車体からは考えられないほど、小回りがききます。小道やUターンで、その威力を発揮し、どこでもスイスイ行けます。
足回りもしっかりしていて、標準のシートの良さもあり、長距離運転でも疲れず乗り心地はグッドです。
難点といえば、横、後ろ方向の確認が大柄な車体の影響でしづらい事くらいです。
左、右、後ろで
にこちゃんが・・・

ちょっと個性的
すぎるような気が・・
荷室を後ろから
見ているところです。
セカンドシートは倒さずそのままで、DUCATIが2台ぎりぎり入ります。実際積んでみると、後方ドアを閉めた状態で、バイクのリアタイヤとのクリアランスは数センチしかありません。
両サイドにはアルミのラダーレールを格納しています。このトランポは車高がちょっと高めなので、バイクの積み下ろしの際は、ラダーレールを2本並べて1本は人間の通路としながらでないと、ちょっと作業しづらいです。

でも、さすがカズ氏。仕事をいかしての細かい荷室のセットアップをしています。
セカンドシートの下に赤く見えるものは、サーキットでの青空ピットとなった時用のテントを収納しています。

ちなみに、セカンドシートに座っていると、真横に窓がなく、かつ運転席より低い為、外の景色は一切見えません!
運転席と助手席は
レカロのシートに変えています。

こいつは抜群のホールドで、
さらに運転しやすくなりました。

やっぱり違うものなんですねぇ。
さすがはレカロです。
MERCEDES BENZ 208D
実際に748を2台載せると、こんな感じになります。
写真のようにリアスタンドをタイヤに引っ掛けながら載せた状態だと、本当にギリギリで戸が閉まります。
BIKE & TRANPO TOP